テキーラの基本
テキーラを飲む時には必ず付いてくるものがあります。それは、塩とライム、そしてサングリアです。実際にメキシコに行って飲み屋に入り、テキーラを注文すれば、テキーラと一緒に塩とライム、サングリアが運ばれてくるようです。
ただし、塩は最初からテーブルに置かれている場合の方が多いみたいです。とにかく、この塩とライム、そしてサングリアがテキーラを飲むためのセットのようなものであるわけなのです。
先ずは塩です。これは非常に単純であり、塩を舐めた後にテキーラを流し込むというものです。ただ、どうやって塩を舐めるのかというと、一応その作法というものがあるようであり、親指の付け根辺りに塩を盛るような形で載せ、それを舐めるというものです。実際、これは日本の酒飲みたちも自然に行なう手法であり、同じようにして手に盛った塩を舐めながら日本酒を飲む姿を何度か見ています。
次はライムと飲む方法です。これは、日本においてもよく飲まれる飲み方のようです。ただし、日本ではグラスの縁にライムを刺した形で出される場合が多いのですが、本場メキシコではレモンを直接かじって口の中にレモンの汁を含み、その後でテキーラを口に入れ、レモンの汁とテキーラを口の中で混ぜ合わせた後に飲むわけです。
また、塩を盛る場合と同じように、親指の付け根辺りにレモン汁を垂らして、それを舐めながら飲むこともあるようです。